WordPressで「公開に失敗しました」多発…CloudSecure WP Securityが原因だった話【ひとり情シス実録】

WordPressで記事を書いていて、突然これが出た。

公開に失敗しました。
返答が正しい JSON レスポンスではありません。

よくあるエラーっぽいけど、
今回はちょっとハマったので、実務ログとして残しておく。


きっかけ

普通に記事を書いて、公開ボタン。

エラー

リロード。

エラー

別ブラウザ。

エラー

「ん? なんだこれ…」


状況

少し変だったのは、

他の記事は普通に更新できる

という点。

この特定の記事だけ、
保存・更新・公開、すべてNG。

環境は以下。

  • WordPress:6.9.1
  • テーマ:Cocoon Child
  • レンタルサーバ:Xserver
  • セキュリティ:CloudSecure WP Security
  • Xserver WAF:有効

「WordPressの不調」というより、
セキュリティ系が何か止めてそう な匂いがした。


まず CloudSecure WP Security を丸ごと無効化

一番疑わしかったので、
まず CloudSecure WP Security を丸ごと無効化

普通に更新できた

「お前か……」

この時点で、
プラグイン側が原因 なのはほぼ確定。


設定を1個ずつ無効化して原因を絞り込む

とはいえ、
プラグイン自体を止めっぱなしは本末転倒。

ということで、
CloudSecure WP Security の設定を 1項目ずつOFF にして検証。

すると、

「設定ファイルアクセス防止」

この項目を 無効 にした瞬間、
問題なく投稿できるようになった。


今回の原因

CloudSecure WP Security の

設定ファイルアクセス防止

この機能が、
Gutenberg の JSON 通信をブロックしていた と思われる。

特に今回は、

  • SSH
  • 設定ファイル
  • セキュリティ
  • コマンド
  • firewall

といった セキュリティ系ワード多めの記事

WAF系ルールに引っかかった可能性はかなり高い。


じゃあセキュリティは大丈夫?

ここで悩む。

プラグイン側を緩めると、
今度は セキュリティが不安

なので最終的に、

WordPress側

  • CloudSecure WP Security
    → 設定ファイルアクセス防止:OFF
    → その他はON

Xserver側

  • VPS管理パネル – セキュリティ – WAF設定
    →ファイル不正アクセス:ON

という 役割分担構成 にした。


この構成にした理由

考え方としては、

「防御はサーバ側を主」

  • サーバ側WAF → 外部攻撃を止める
  • WordPress側 → 最低限の補助

という役割分担。

WordPress側でガチガチにやると、
管理画面の操作性が一気に悪くなる

ひとり情シス的には、

セキュリティ強化 → 運用が破綻 → 結局設定戻す

このループが一番無駄なので、
無理しない現実ライン に落とした。


なぜ特定の記事だけエラーになった?

推測だけど、

  • shell
  • ssh
  • firewall
  • config
  • sysctl

このあたりの コマンドやキーワード が、
設定ファイル系の防御ルールに引っかかった可能性が高い。

「毎回じゃない」のが、
一番厄介なパターン。


WAF × WordPress は割と地雷

WAFは正しく使えば強力だけど、

WordPressとの相性は正直あまり良くない。

特に、

  • Gutenberg(ブロックエディタ)
  • REST API
  • JSON通信
  • 自動保存
  • 予約投稿

この辺は、
WAFと衝突しやすい。

なので、

JSON エラー
管理画面だけ不調
フロントは正常

このパターンが出たら、
WAF・セキュリティプラグインを疑う のはかなり有効。


今の正直な感想

ひとり情シスあるあるだけど、

セキュリティを詰めるほど、自分が詰む。

でも、
緩めすぎると、今度は不安で眠れない。

この ちょうどいいライン探し が、
情シスの仕事なんだな、と改めて思った。


まとめ

  • 特定記事だけ JSON エラー → セキュリティ系プラグインが原因の可能性大
  • CloudSecure WP Security の「設定ファイルアクセス防止」が地雷になりやすい
  • 防御はサーバWAF中心、WP側は補助くらいが運用しやすい

同じ現象でハマっている人の、
1時間分くらいの時間短縮になれば嬉しい。