前回、なぜKintoneをやめたのかという話 を書きました。
あのあと、「じゃあ結局どうするのか」というところで、もう少し現実的な方向に寄せて考え始めました。
結論から言うと、「自分でやる前提」に振り切ることにしました。
みんなに触ってもらうのは理想ではあるんですが、実際はなかなか難しい。
だったら、自分が作って、自分が回して、それでも共有できる形を探した方が早いんじゃないか、という考えです。
レンタルサーバで完結させたかった
そのときにまず考えたのが、環境の話です。
以前の レンタルサーバとVPSの使い分けの基準 で書いた通り、できればレンタルサーバで完結させたかったんですよね。
管理も楽だし、変にOS周りで悩むことも少ない。
実際、自分の検証環境でも使っているのが Xserver レンタルサーバ で、何かやるときはとりあえずここに置いてみる、という使い方をよくしていました。
(この環境で動くかどうか、というのが一つの基準にもなっていました)
そこで見つけたのがExmentでした。
Exmentを試してみた感触
公式でもインストール手順が用意されていて、レンタルサーバでも動かせる。
これはちょうどいいなと思って、実際に触ってみました。
使ってみた感想としては、機能的にはかなり良いです。
いわゆるWebデータベースとして必要なことは一通りできるし、「これで十分では?」と思うレベルではありました。
ただ、使っていく中で、少しずつ違和感が出てきました。
UIで止まるという感覚
一番引っかかったのはUIでした。
シンプルと言えばシンプルなんですが、逆に言うと「どこをどう触ればいいか」が直感的に分かりにくい場面が多かったです。
自分で触る分にはなんとかなるんですが、「これを他の人に使ってもらう」と考えたときに、一気に不安になりました。
実際の現場だと、操作に迷った瞬間に止まります。
そして止まったら、だいたい問い合わせが来ます。
そのときに、「これどうやるんですか?」という質問に全部対応するのは、正直きついなと感じました。
「自分が使える」と「みんなが使える」は違う
ここでようやく気づいたんですが、
自分が使えることと、みんなが使えることは全然別でした。
Kintoneのときも似たようなことは起きていたんですが、そのときは「運用の問題かな」と思っていました。
でもExmentを触ってみて、「ツール側の設計もかなり影響するな」と感じました。
特に、ユーザーのITリテラシーがそこまで高くない環境だと、
「説明すれば使える」はほぼ通用しないです。
触ってすぐ分かるかどうか、ここがかなり重要でした。
結局、また諦めた
そこそこ時間をかけて触ってはみたんですが、最終的には諦めました。
機能的には問題ない。
自分一人で使うなら成立する。
でも、「現場で回るか」という観点で見ると、どうしてもイメージが湧きませんでした。
結果的に、
「これを導入したら問い合わせが増える未来」が見えてしまって、止めました。
このときの判断基準
今振り返ると、このときの判断はシンプルでした。
・自分が作れるかどうか
・みんなが迷わず使えるかどうか
この2つを両方満たせないとダメなんだなと。
どちらかだけだと、結局どこかで破綻します。
今のスタンス
このあとも、レンタルサーバで何とかできないかと探し続けました。
ただ、正直ここもあまりうまくいきませんでした。
最終的には、「環境ごと変えないと無理かもしれない」というところまで行きます。
ここで初めて、VPSという選択肢に現実味が出てきました。
前回のKintoneの記事では、「みんなで使う前提が崩れた」という話を書きましたが、
今回でさらに一歩進んで、「ツールの使いやすさが運用を左右する」というところまで来ました。
このあと、もう少し試行錯誤が続きますが、
最終的にはプリザンターにたどり着きます。
この流れは、今でも自分の中で基準になっています。
この環境の構成まとめ
(準備中)
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