ひとり情シスの1日の仕事|中小企業社内SEのリアルな業務ログ

中小企業で、いわゆる ひとり情シス(社内SE) をやっています。

このページでは、ある平日の1日を、できるだけそのままの形で書いてみます。
特別なことはしていませんし、キラキラした話もありません。
「だいたいこんな感じで回している」という、実務メモに近い記録です。

朝:少し早めに出社してサーバーのイベント点検

朝は、少し早めに会社に着くようにしています。
理由は単純で、静かな時間帯にサーバーの状態を確認したいから です。

社内に誰もいない状態で、

  • サーバーのイベントログ
  • バックアップの成否
  • 監視アラートの有無
  • ディスク使用量

あたりを、ざっとチェックします。

正直、毎日何かが起きるわけではありません。
むしろ「何も起きていない」ことを確認する作業です。

それでも、たまに
「夜中にバックアップが失敗していた」
「ディスク使用量が急に増えている」
といった小さな変化に気づくことがあります。

こういうのは、業務が本格的に始まる前に気づけると、
その日の予定を大きく崩さずに済むので、できるだけ朝一で確認しています。

サーバーは、自社設置のものもあれば、外部サービスを使っているものもあります。
最近は、運用負荷を下げるために VPSやレンタルサーバを組み合わせた構成 に寄せています。

完全な正解はないですが、少人数体制では「運用を軽くする」ことが最優先だと感じています。

午前:頭を使う作業が中心

午前中は、比較的 頭を使う系の作業 をまとめるようにしています。

  • 業務システムの仕様検討
  • ちょっとしたプログラム作成
  • VBやJavaScriptの修正
  • 社内ツールの改修

などが中心です。

午後になると、問い合わせや相談、突発作業が入りやすいので、
集中力が必要な作業は、できるだけ午前中に寄せています。

仕様を考えている時間は、正直かなり悩みます。

「ここまで作り込む必要あるかな」
「運用が破綻しないかな」
「半年後に自分が詰まないかな」

そんなことを考えながら、
完璧を目指さず、現実的に回るライン を探ります。

ひとり情シスなので、作ったシステムの保守も、トラブル対応も、
全部あとで自分に返ってきます。

この「未来の自分の首を絞めない設計」を考える時間が、
地味ですが、かなり重要だと感じています。

午後:手を動かす作業+調査

午後は、比較的 手を動かせば終わる作業 が中心になります。

  • PCのセットアップ
  • 端末の入れ替え
  • アカウント管理
  • ネットワーク設定
  • 各種申請対応

など、細かい作業が積み重なります。

それと同時に、
「次にやろうとしていること」の調査も進めます。

  • 新しいツールの検討
  • 仕組み改善の下調べ
  • 構成変更の影響確認

このあたりは、時間があるときに少しずつ進めています。

正直、まとまった検証時間を取れることはほとんどありません。
中小企業の現実として、本番で使いながら調整する ことも多いです。

もちろんリスクはありますが、
全部を完璧にテストしてから導入、という余裕はなかなか取れません。

ミーティング・問い合わせ・突発対応で予定は崩れる

理想的なスケジュールを書きましたが、
現実は、だいたい 予定通りには進みません。

  • 急な問い合わせ
  • システムトラブル
  • 相談対応
  • 突発の設定変更

これらが、割と頻繁に割り込んできます。

特に厄介なのは、
「ちょっと見てほしいんだけど」
から始まる相談です。

5分で終わることもあれば、
気づいたら1時間経っていることもあります。

それでも、業務が止まっている人が目の前にいる以上、
後回しにはできません。

このあたりの 割り込み耐性 は、
ひとり情シスを続けていると自然と身についてきます。

夕方:その日の振り返りとメモ

夕方は、その日の作業を軽く振り返りながら、

  • どこで詰まったか
  • 何を後回しにしたか
  • 次にやるべきこと

を、簡単にメモしています。

このメモがないと、翌日ほぼ確実に
「昨日何してたっけ?」状態になります。

自分の記憶力を信用しない、というのも、
ひとり情シスを長く続けるコツだと思っています。

インフラは「楽に回る構成」を優先

ひとり情シスの仕事で、地味に効いてくるのが インフラ設計 です。

サーバー構成、バックアップ、監視、ネットワーク。
ここが不安定だと、日常業務がすべて引っ張られます。

そのため最近は、
「できるだけ運用負荷が低く、トラブル時の復旧が楽な構成」
を意識しています。

例えば、検証用途や業務用のサーバーでは、
Xserver VPS を使うこともあります。

性能や安定性もですが、
管理画面が分かりやすく、復旧が早い という点が、
少人数運用ではかなり助かっています。

ガチガチの構成にするより、
「壊れたときにすぐ戻せる」ほうが、精神的にも楽です。

ひとり情シスの1日は、だいたいこんな感じ

こうして振り返ると、
特別なことは何もしていません。

ただ、

  • いろんなことを同時に考えて
  • その場その場で妥協して
  • 何とか回している

それだけの1日です。

それでも、
「今日は大きなトラブルなく終わった」
という日は、ちょっとホッとします。

このブログでは、
こうした 日々の実務ログ・試行錯誤・失敗 を、
できるだけそのままの形で残していこうと思っています。

同じように、
ひとり情シス・社内SE・少人数IT担当として働いている方の、
何かの参考やヒントになれば嬉しいです。