月曜の朝って、なぜかサーバトラブルが多い気がします。
長年、社内SEとして働いてきて、はっきりとした統計があるわけではないのですが、体感的に「月曜朝」はトラブル遭遇率が高い。
特に、オンプレ時代はかなりの緊張感で出社していました。
月曜朝、あいさつより先に飛んでくる一言
ある月曜日の朝。
いつも通り出社して、席に荷物を置こうとした瞬間、
「〇〇システム、開かないんだけど…」
と、あいさつより先に声をかけられました。
正直、内心では
「うわ、来たか…」
という感じです。
とりあえず自席のPCから確認してみると、確かに応答がない。
ネットワークの問題かと思い、ping を打っても返ってこない。
これは現地確認だな、と思い、サーバルームへ直行。
サーバルームで目にした光景
サーバラックの前に立って、ランプを一通り眺めていると、
1台だけ、完全に電源が落ちているサーバがありました。
「あー、これか…」
とりあえず電源ボタンを押して起動。
BIOS → OS起動 → サービス起動
特にエラーも出ず、無事に立ち上がりました。
業務システムも問題なく動作。
とりあえず社内に「復旧しました」と連絡し、様子見に。
この時点では、
「たまたま一瞬電源が落ちただけかな」
くらいに考えていました。
午後、再発
しかし、午後になって再び連絡。
「またシステム開かなくなってます…」
嫌な予感しかしません。
再度サーバルームに行くと、
やはり同じサーバの電源が落ちている。
ここでようやく、
「電源系が怪しいな」
と確信。
起動自体は問題ないので、負荷や温度を見ながら、ログをざっと確認。
OS上は特に異常なし。
結果的に、電源ユニットの不良と判断しました。
部品を手配し、後日交換して以降は再発なし。
今振り返ると、
月曜朝にいきなり落ちている → すでに週末のどこかで予兆が出ていた
というパターンだったのだと思います。
雷・台風・停電。月曜あるある
もうひとつ、月曜朝トラブルで多いのが、
- 雷
- 台風
- 大雨
- 停電
- 瞬電
このあたりが絡むケースです。
特に夏場。
金曜の夜〜日曜にかけて荒天になると、
月曜に出社したらサーバが全部落ちている
という状況は、何度も経験しました。
UPSを入れていても、
長時間停電には耐えきれないこともあります。
当時は、
「今日は何事もありませんように…」
と、月曜の朝は少し早めに出社して、
サーバルームを最初に覗く、というルーティンになっていました。
VPS・クラウド化でだいぶ気が楽になった
今は、VPS やクラウドサービスを使うことが増え、
社内に物理サーバを置く台数もかなり減りました。
そのおかげで、
月曜朝の緊張感は、だいぶ和らいだ
というのが正直なところです。
もちろん、クラウドでも障害はゼロではありません。
ただ、
- 電源ユニットの故障
- ファンの異音
- サーバ室の室温管理
- UPSのバッテリー劣化
こういった物理トラブルから解放されるのは、精神的にかなり楽です。
最近は、社内向けの業務システムも、
VPS 上に構築するケースが増えました。
個人的には、
「物理サーバ1台を社内で抱える」より、
VPS を1台借りるほうが、トータルで楽だと感じています。
月曜朝トラブルを減らすために意識していること
過去の経験から、今は以下の点を意識しています。
- 重要システムは極力クラウド・VPS化
- 物理サーバは役割を限定
- 停電対策(UPS・シャットダウン制御)
- 週末前にアラートログを一度確認
完璧ではありませんが、
「月曜に爆死しない構成」 を意識するだけで、
精神的な負担はかなり変わります。
今の正直な感想
昔は、
「月曜が怖い」
という感覚が、正直ありました。
特に、
台風明け・雷明けの月曜は、
会社に着くまでずっと落ち着かなかった記憶があります。
今は、VPS やクラウド化が進み、
そういうストレスから少しずつ解放されつつあります。
社内SE、ひとり情シスの仕事って、
何も起きないことが最大の成果
なんですよね。
今日も何事もなく業務が回る。
それだけで、実はかなり頑張っていると思っています。
※社内向けの業務システムを VPS 上に集約するようになってから、
物理障害対応が激減しました。
実務で使っている環境については、別記事でまとめています。


